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●アルミニウムとグルタチオン

アルミニウムとグルタチオン

アルミニウムは日常生活の幅広い分野で利用されています。

アルミ缶やアルミホイル、鍋、ミョウバン、制汗剤、ベーキングパウダー、胃薬などにも含まれます。

厚生労働省の調査ではほとんどの世代で許容範囲内でしたが、一部の子どもで許容量を超えていました。

現在はアルミニウムとふくむ食品添加物の使用を制限していませんが、この調査を踏まえ、国が使用基準の検討に入りました。

 

アルミニウムは人体に入ると鉄の輸送経路を利用し、あらゆる箇所に運ばれます。血液― 脳関門も通り抜け脳にも入り込むのです。脳に入ったアルミニウムは活性酸素を発生させ神経萎縮性の疾病を引き起こす要因と言われています。

また腎臓、脳、肺、肝臓、甲状腺に蓄積し、カルシウムと競合することで骨の形成を妨げます。動物実験ではアルミニウムの摂取により脳は発育が妨げられました。

 

またアルミは抗酸化物質のグルタチオンの生産をおさえるため、結果、水銀の解毒が困難となります。

妊娠したら水銀に気を付けなければなりませんが、アルミニウムの蓄積にも気をつけた方がよさそうです。

 

アルミは酸性・熱で溶出しやすくなるため、肉をアルミホイルで包んで加熱調理をすると、肉へのアルミの吸収が最大で約 300%ほど高まります。

 

毛髪ミネラル検査でアルミが高かった場合、カルシウム、マグネシウム、ビタミン C、ビタミン D、αリポ酸などをしっかりと摂取しましょう。

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