ブログ

●水銀と魚について

水銀と魚について

水銀には有機水銀と無機水銀があり、人体に有毒なものは有機水銀です。

有機水銀は、主に大型の魚類を食べることにより体内に蓄積されます。日本人は大型の魚類(マグロなど)をよく食べる習慣があるため水銀の体内蓄積量が多い傾向にあります。有機水銀は摂取するとそのほとんどが体内に吸収されます。また胎盤を通じて赤ちゃんにも水銀が蓄積されてしまうので、厚労省では、妊娠中はマグロなどの大型魚は 1 週間に 80g 以内にするように注意喚起しています。80g がどのくらいかというとお刺身一切れが 15g 程度なので1週間で 5 切れ程度までとなります。

ただし、魚には優れた栄養素も含まれていますので、魚をすべて避けるのではなく、妊娠中でもできるだけ水銀量の少ない魚(アジ・イワシなど)に種類を変えましょう。

 

毛髪ミネラル検査では妊娠している方の水銀量は 2000ppb 以下が望ましいとされています。また、必須ミネラルの低値項目が多い場合は、体内に水銀が蓄積されていても排泄されて いない可能性が高いので、一度毛髪ミネラル検査をして確認することをお勧めいたします。

関連記事

ページ上部へ戻る
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。