10.232020
ミネラルは 5 大栄養素のひとつですが、果たしてどんな働きがあるのでしょうか。
ミネラルは人体を構成する酸素・水素・炭素・窒素以外の必要な元素のことを指し、体内にはほんの僅か 4%程しかありません。
そのほんの僅かしかないミネラルが、生きる上では必要不可欠なのです。
ミネラルは体の中で作り出すことはできず、食事から摂取する必要があるため、偏った食事ではミネラル不足になることがあります。
ミネラルの大きな働きには人体の構成や体の調整などありますが、忘れてはいけないのが酵素の活性です。
酵素という言葉は聞いたことがありますよね。 なんとなく酵素は体にいいんだ、その通りです。
でもなんとなくではなく、酵素が働かなければ人は生きていけません。
さてそれでは酵素とは何でしょうか。
それを語るにはまず代謝について知らなければなりません。代謝とは何か。新陳代謝などよくききますね。
代謝とは生体内で起こる化学反応のことをすべて代謝と呼びます。少し難しくなりましたね。
例えば私たちは食事をすると食べ物を消化し、体内に吸収し、酸素によって酸化し、エネルギーをつくり、体のパーツに変換し、老廃物として排泄を行います。このすべてが化学反応、つまり代謝となります。
この代謝を促すものが酵素となります。
酵素の多くはタンパク質をもとに作られていますが、この酵素の活性にミネラルが必要となるのです。
マグネシウムや亜鉛はそれぞれが 300 以上の酵素活性にかかわっていると言われているので特に重要なミネラルであると言われています。
つまりミネラルが不足すると、酵素がうまく働かなくなってしまい、代謝が抑制されてしまう、その結果として体の不調にもつながってくるのです。
そのため日頃からバランスのよい食事が必要です。ただし、たとえ良い食事をとっていたとしても吸収には腸内環境などで個人差があります。
今までの自分を知るために一度毛髪ミネラル検査を受けるのはいかがでしょうか。
Copyright © 化学物質過敏症を考える会 All rights reserved.